KAGUYA
竹は青々としてまっすぐ急激に成長し、茎が空洞である事から、榊とともに古来より清浄な植物として神聖視されてきました。
竹林を通り抜ける風の音は日本人の耳に心地良く響き、風情を感じさせるものとしてお伽草子、俳句、和歌のモチーフとされてきました。
古典文学の「竹取物語」に登場する、「かぐや姫」の”かぐや”の由来は様々な説がありますが、
古語で「光ること」を意味するものだと言われています。
「KAGUYA」は暮らしの中に日本風情を感じ、光り輝くような器でありたいという願いから生まれました。
KAGUYA 製品ができるまで
厳選された陶土で作られ、900℃で素焼きされた白色生地に顔料で下絵付をします。
これを染付といいます。
下絵付を施した生地に熟練の職人が一つづつ丁寧に手作業で透明釉を掛け、
その後1300℃で本窯焼成をします。
本窯焼成した後には、白地に竹林のシルエットが浮かび上がります。染付の仕上がりです。
本窯焼成後の仕上がった染付に上絵付けと縁に本金を施し、錦窯にて850℃で焼成します。
これを錦手といいます。
「KAGUYA」の完成です。
下絵付が高温焼成に耐えて発色する顔料が限られているのに対して、
上絵付は赤や緑、黄色、金などの色鮮やかな絵の具を使う事が出来ます。
下絵付と上絵付が組み合わさった染錦は、素焼き後に下絵付を施して本窯焼成し、
上絵付を施して錦窯焼成する。といった時間と手数が必要です。